Lesson9 Webサイトから繰り返しcsvファイルの内容を取得して、別のファイルにデータを転記しよう フォローする
【ラーニング Lesson9】
Lesson概要
cobitでログイン後、Webサイトからファイルを繰り返しダウンロードし、そのデータを再利用して別のファイルに転記する方法を学びます。
🎖️POINT
cobitでは、ダウンロードしたCSVやエクセルのデータを取得し、別のファイルやサービスにデータを転記することができます。
このLessonで学べること
ダウンロードファイルのデータを別のファイルに繰り返し転記する方法
作成するロボット
以下のWebサイトからcsvファイルを繰り返しダウンロードして、そのファイルのデータをcobitで取得し、Excelファイルに全てのデータを転記するロボットを作成します。
https://cobit-learning.biztex.co.jp/tips/download-files
出力結果のイメージ
解説動画
解説テキスト
1. cobitにExcelファイルを設定して、ロボットを新規作成します。
※空のExcelファイルです
操作手順が不明な場合は、Lesson3を確認してください。
2. cobit編集画面から、以下のWebサイトにアクセスします [URLを開く]
https://cobit-learning.biztex.co.jp/tips/download-files
※操作手順が不明な場合は、Lesson1を確認してください。
3. 抽出要素の繰り返しを設定します [繰り返しの抽出]
a.仮想ブラウザ上で「CSV1」を選択します。
b.[繰り返しを抽出]を選択します。
c.[CSV2]を選択してください。
※繰り返しを行える要素を緑色に抽出しますので、繰り返す要素を選択してあげます
※ 繰り返す要素を選択肢しない場合、繰り返しは行われずに1回のみの処理になります
d.名前に「CSVの繰り返し」と入力して、「保存」を選択します。
※任意の名前で構いません
※オレンジ色になっている要素の回数分繰り返します
e.そのままで「保存」ボタンを選択してください。
f.[抽出要素の繰り返し]が作成できました。
※オレンジ色のカーソルも自動的に白枠の中に移動します
4. 対象ファイルをダウンロードします [ダウンロード]
仮想ブラウザ上で「CSV1」を選択して、 ステップ作成画面で[ダウンロード]を選択します。
5. ダウンロードしたファイルのデータを取得します[ファイルから取得]
a. 編集画面左の「+」ボタンをクリックして、[ファイルから取得]ステップを選択します。
b. 中央のプルダウンリストからダウンロードファイルを選択します。
c. 左側のセレクトボックスから取得したいテキストの範囲を指定します。
d. 取得テキストに名前を付けます(左上)。
e. 「追加」をクリックします(右下)。
6. 取得したデータをExcelに出力
a.「ここまで実行する」で、オレンジ色のカーソルを白い枠の外に持って行きます。
b. [ファイルに出力]ステップで、取得したデータをスプレッドシートに出力します。
※出力タイプを「全て」にすることで、取得したExcelデータすべてを一回で出力することができます
以上の流れで、繰り返しダウンロードした複数のファイルを、Excelにまとめて出力することができます。
7. 編集を終了して、ロボットを実行します。
※操作手順が不明な場合は、Lesson1を確認してください。
完成フロー図
出力イメージ
補足
[ダウンロード]ステップについて
[ダウンロード]ステップはクリックするとダウンロードが開始される要素に作成する必要があります。
※ダウンロードが開始されない箇所に作成するとエラーになります
作成時には通常ブラウザでどの要素をクリックするとダウンロードができるか、実際のサイトでご確認の上、作成をお願いいたします。
[ファイルに出力]ステップについて
ダウンロードファイルのテキストを転記する場合、ファイル出力時に「前回の出力結果に追記」を選択することでロボットの実行毎に追記していくことも可能です。
上記の機能を利用することで、ある月毎にCSVファイル内容を転記していくことができます(全期間のマスタデータ作成など)。