Lesson11 出力した日付を残して毎日実行をしてデータ蓄積をしよう フォローする
【ラーニング Lesson11】
Lesson概要
下記のように、複数ページにわたるWebサイトの各ページからテキストを一括取得し、Excelファイルにまとめて出力し日付ごとに追記する方法を学びます。
このLessonで学べること
複数回にわたる定型操作をカンタンに繰り返し追記出力する方法
作成するロボット
以下のWebサイトの1ページ全ての1~5行目「番号」「名前」「所属」を取得し、[文字列テンプレート]ステップを使用することで日付データを取得しExcelファイルに全て追記するロボットを作成します。
Webサイト
https://cobit-learning.biztex.co.jp
メールアドレスとパスワード
メールアドレス:cobit@cobit.com
パスワード:cobitcobit
取得するテキスト
・番号(1~5行分×3ページ分)
・名前(1~5行分×3ページ分)
・所属(1~5行分×3ページ分)
・日付()
出力結果のイメージ
最終的な出力結果のイメージは、以下のようになります。
解説テキスト
1. 事前にExcelファイルを新規作成し、ローカルフォルダに保存します。
※手順が不明な場合は、Lesson3を確認してください。
ここからExcelファイルをダウンロードできます。
2. 編集画面から、以下のWebサイトにアクセスします [URLを開く]
https://cobit-learning.biztex.co.jp/
※手順が不明な場合は、Lesson1を確認してください。
3. メールアドレスとパスワードを入力します [テキストの入力]
メールアドレス:cobit@cobit.com
パスワード:cobitcobit
※手順が不明な場合は、Lesson2を確認してください。
4. 「Login」ボタンをクリックします [クリック]
※手順が不明な場合は、Lesson2を確認してください。
5. 抽出要素の繰り返し設定を行います。[繰り返しを抽出]
操作手順
a. 画面左側のフローにある「+」ボタンをクリックします
b. [繰り返しを抽出]を選択します。
c. 名前を入力して保存します。
今回は「抽出要素の繰り返し」と入力して保存してください。
6. 「番号」のテキストデータを取得します [テキストの取得]
今回は「名前」に「番号」と入力してください。
※手順が不明な場合は、Lesson4を確認してください。
7. 「名前」のテキストデータを取得します [テキストの取得]
今回は「名前」と入力して保存してください。
※手順が不明な場合は、Lesson3を確認してください。
8.7 と同じように「所属」のテキストデータを取得します [テキストの取得]
今回は「所属」と入力して保存してください。
※手順が不明な場合は、Lesson3を確認してください。
9.文字列テンプレートを使用し日付を取得する
操作手順
a.何も選択していない状態で「+」をクリックします
b.「文字列テンプレート」をクリックします
c.以下の内容を入力します
入力内容:
{{__cobit__year__}}/{{__cobit__month__}}/{{__cobit__day__}}
※「__cobit__year__」「__cobit__month__」「__cobit__day__」はcobitが標準で用意している年、月、日の値です。
それぞれ実行した日の年、月、日の値になります。
[文字列テンプレート]ステップは {{}} で囲むことでテキストを埋め込んだり、結合させることができます。
今回は yyyy/mm/dd の形の日付を作成しています。
日付などを指定のフォーマットで使用する方法には、ExcelやGoogleスプレッドシートに用意したセルの値を「ファイルから取得」で使用する方法もあります。
そちらについては、下記ヘルプページをご参照ください。
10.白枠の下に現れる「ここまで実行する」をクリックして、オレンジの矢印を白枠の外に持っていきます。
※手順が不明な場合は、Lesson4を確認してください。
10.ファイルに出力を開く
11.前回の出力結果に追記にチェックを入れる
12. 編集を終了して、ロボットを実行します
※手順が不明な場合は、Lesson1を確認してください。
完成フロー図
実行結果
詳細画面からExcelファイルをダウンロードして、「番号」「名前」「所属」「日付」がそれぞれ追記されていたら成功です!
1〜5行目は2021/03/02に実行したときの出力内容です。
6〜10行目は2021/03/03に実行したときの出力内容です。
日付列が[文字列テンプレート]ステップでその実行した日付の値になり、
[ファイルに追記]ステップで追記がされています。