「繰り返し」での開始位置と回数上限について フォローする
「抽出要素の繰り返し」「Excelなどの繰り返し」「ページの繰り返し」などの繰り返しで設定できる、開始位置と回数上限についてご説明します。
設定方法
作成した繰り返しのステップの歯車マークをクリックし、「回数上限と開始位置の設定」の横の「変更する」をクリックすると、設定画面が表示されます。
開始位置:0,1,2...のように1回目の繰り返しを"0"として数えた、繰り返しの開始位置を設定します。
回数上限:繰り返す回数を設定します。設定した回数より繰り返し対象が少ない場合は、繰り返し対象がある分だけ繰り返します。
利用例(Excelなどの繰り返し)
※1行目がヘッダーの場合です。
パターン1(行番号「1」から「5回」繰り返し)
開始位置:0
回数上限:5
パターン2(行番号「6」から「5回」繰り返し)
開始位置:5
回数上限:5
パターン3(行番号「1」から「1回」繰り返し)
開始位置:0
回数上限:1
パターン4(行番号「3」から「5回」繰り返し)
開始位置:2
回数上限:5
パターン5(行番号「1」から「0回」繰り返し→繰り返しブロックの中に入らない)
開始位置:0
回数上限:0
利用例(ロボットを分割する場合)
回数上限は最大で10000設定可能ですが、サイトによっては1つのロボットで全件数 繰り返すとエラーになってしまう場合があります。
1度の実行を少なくするため、ロボットを複製し、開始位置と回数上限を調整します。
合計300件の対象を3分割し、1ロボットにつき100回の繰り返しする場合、以下のようになります。
(※1行目がヘッダーの場合の例です)
ロボット1
開始位置:0
回数上限:100
処理行:2行目〜101行目
ロボット2
開始位置:100
回数上限:100
処理行:102行目〜201行目
ロボット3
開始位置:200
回数上限:100
処理行:202行目〜301行目
※2021年8月17日時点の情報です。